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吸湿性の高い厚手の布で作られた、伸縮性、吸汗性、防寒性に優れたゆったりした生地。日本ではスウェットを生地ではなく衣類として扱われる傾向が強く、生地を指す場合は「スウェット生地」「スウェット素材」などと呼ばれる場合もある。「スエット」と表記される事もある。
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スウェット生地
スウェットとは本来は、英語は汗の意味であり生地の分類としては綿ジャージー(メリアス)に分類される。スウェットの大きな特徴は生地が二層構造になっている点であり、内側はパイル織りの生地を採用し、外側に平織りのジャージーを組み合わせる。したがって厚みのある生地となり防寒性が優れる。又、先述のように外側にジャージーを採用している為、伸縮性に優れ、内側のパイルによって吸汗性が優れる。素材は綿100%で構成されたスウェットもあるが、吸汗性だけでなく速乾性を考慮してポリエステルと混紡したスウェット(ポリエステル65%、綿35%が多い)、あるいは繊維にポリウレタンを1〜2%程度混紡して伸縮性をより向上させたスウェットもある。
一般的に秋から冬にかけて着用される衣料に好ましい生地ではあるが、前述のような特徴からオールシーズンで使用可能な生地でもある。その為、運動用の衣料に使用される傾向も強い。又、真夏のように通常のスウェットでは汗をかきすぎる季節に向けて薄手の生地にしたものをサマースウェットと呼ぶ。サマースウェットは通常のスウェットよりもポリエステルと綿の混紡素材である場合が多い。
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スウェット衣料
前述の通り、本来はスウェットは生地の名前である為、スウェットを上着として呼称する場合はスウェットシャツ(sweat shirt)や、スウェットパーカ(sweat parka)として呼称するのが好ましい。ズボンの場合はスウェットパンツ(sweat pants)とも呼ぶ。それぞれ単独でも着用出来るが、組み合わせてスウェットスーツ(sweat suit)としても着る。又、上下共にスウェット衣料を用いる場合を「セットアップ」とも呼ぶ。スウェットのセットアップは特にヒップホップ系ファッションが日本において盛況であった2000年代前半で多く採用され、一世を風靡していた。又、この影響でPLAYBOYやUNIQLOの無地スウェットセットアップを着た10代を中心とした女性も増え、彼女等をスウェット族と呼んだ。
又、元来はスポーツ選手が競技の前後に着たものであり、それが由来となって日本ではトレーナー(トレーニングから派生)とも言われる。トレーナーにフードをつけたものをパーカ(パーカーとも)と呼び、これもスウェットを用いた代表的な衣料である。これらの衣料は吸汗性と防寒性という長所を期待して寝間着にも用いられる他、部屋着などリラックスして着用する場合の普段着、あるいは生地の厚さから怪我を防止する目的で軽作業用の作業着としても用いられるなど広く使われる。